米調査会社・ギャラップの調査によると、70%の人は自分の仕事が「嫌い」、または「全くやる気がない」としている。これは精神科医やキャリアコンサルタントが言うところの「ブルーマンデー」という心理状態だ。日曜日の夜から生じ始める憂鬱さやイライラは、月曜日の業務効率を低下させる。では、なぜ月曜日を疎ましく思うのだろうか?生命時報が伝えた。
一つにはストレスがなく楽しい生活に対する未練を抱いているからだ。自分のメンタルの状態を毎日記録してみたら、月曜日に感じるストレスや憂鬱さが他の日より強いということはないかもしれない。しかし、「何曜日が一番大変だと感じるか?」という質問に対しては、決まって「月曜日」という答えが返ってくるだろう。
また睡眠負債がたまっているということも挙げられる。脳は、生物時計にコントロールされており、それが1時間狂うだけでも、平静を失ってしまうことがある。週末になると、平日の睡眠不足を解消するために、「寝だめ」する人も多いだろう。しかし、起きる時間がいつもより遅くなると、生物時計が狂ってしまい、月曜日の朝に起きるのをよりつらくしてしまうのだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年5月11日