ヘリウム気球農薬散布装置、1日で53ヘクタールの散布が可能

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江蘇省連雲港市青口大新農場は連日、ヘリウム気球を採用し、農薬散布行っており、防虫管理に必要な作業員は3、4人のみ。農薬散布の幅は地形に応じて調整可能で、1時間で5.3ヘクタール以上、1日で53ヘクタールの田んぼの農薬散布ができ、作用効率を大幅に引き上げた。ヘリウム気球農薬散布技術は、ヘリウム気球自身の浮力により耕作地の上にノズルを吊り上げ、ヘリウム気球の数と間隔を調節することでノズルの地面からの距離を調節すると同時に、農薬の散布範囲を調節できる。

使用に際して、作業員は長いロープの端をつかみ、ロープを移動することで散布範囲を調節する。噴霧機を起動すると、噴霧機は高圧チューブを通じ複数の十字型のノズルに農薬を送り、田んぼに散布する。また十字ノズルと圧力降下弁が連結し、使用しない時に農薬が流出しないようになっている。（編集YF）

「人民網日本語版」2020年7月27日