衛星「資源3号03星」のデータ受信に成功

人民網日本語版 2020年07月28日10:00

中国科学院空天情報革新研究院が27日に明らかにしたところによると、中国のリモートセンシング衛星地上ステーションが衛星「資源3号03星」のデータ受信に成功した。科技日報が伝えた。

中国のリモートセンシング衛星地上ステーション密雲ステーションは16周目で、資源3号03星の第1軌道下りデータの追跡・受信に成功した。その後、喀什(カシュガル)ステーションも資源3号03星のデータ受信任務を完了した。

中国リモートセンシング衛星地上ステーションは同日、衛星のデータ計120GBを受信した。すべての受信データはいずれも直ちに地上に転送され、正常に処理された。

資源3号03星は7月25日11時13分に打ち上げられた、中国の宇宙インフラ第13次五カ年計画の衛星任務の一つで、現在軌道上の資源3号01衛星、02衛星と共に中国立体測量衛星ネットワークを構成している。

資源3号01衛星、02衛星は2012年1月と2016年5月に相次ぎ打ち上げられ、いずれも中国リモートセンシング衛星地上ステーションが衛星データの受信任務を担当。地上ステーションは8年にわたり、資源3号シリーズ衛星の2万501本の軌道から897TBのデータを受信しており、中国の高分解能立体測量データの長期安定取得を力強く保証した。

中国リモートセンシング地上ステーションは今後も、中国の民間宇宙インフラ発展計画の後続の衛星任務に、信頼性の高いデータ受信サポートを提供する。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年7月28日

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