中国国家糧食・物資儲備局の責任者は24日の取材に対して、「中国の食糧ストックは高い水準を保っており、在庫水準は国際連合食糧農業機関(FAO)の定めた安全水準を大きく上回っている。米や小麦は1年以上の需要を満たすことができるだけのストックがある」と明らかにした。
備蓄品目をみると、小麦や米などの穀物が約7割を占めている。省民の消費習慣に基づいて少量の雑穀のストックを確保している省もある。36の大・中都市と、市場が不安定になりやすい地域では、地元の10‐15日分の需要を賄えるだけの精米された米や小麦粉などもストックしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年8月25日