中国科学院青島生物バイオエネルギー・バイオプロセス研究所からこのほど、郎報が伝わった。同研究所は河北常青集団石家荘常佑生物エネルギー有限公司と協力し、沸騰床改造均等水素添加技術により第2世代バイオディーゼル燃料技術を開発した。また常佑生物エネルギー公司の年間20万トン規模の第2世代バイオディーゼル燃料生産装置の始動に成功した。これは同研究所のZKBH均等水素添加技術が、世界で初めて液体分子触媒を採用し第2世代バイオディーゼル燃料の量産化・商業化に成功した技術になったことを意味する。科技日報が伝えた。
双方のチームは協力し、3カ月にわたり調整と試験を繰り返し、現場の全設備の調整と工法フローの改善を完了してから、液体触媒とバイオディーゼル燃料固体質向上触媒第1弾を現場に運び込み、7月30日に装置の正式な試験運転を行った。1度の切り替え・1時間8トンのペースで、地溝油(下水油)を主成分とするバイオマス原料を投入した。8月6日には正式に製品を生産した。その第2世代製品は水色で、密度は0.7903、セタン指数は100近く、硫黄と窒素はいずれも5未満。上海の関連機関の検査によると、製品はバイオディーゼル燃料のEU輸出基準に達し、製品のすべての指標が基準に達した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月1日