世界保健機関(WHO)は16日、「北半球は冬が近づき、世界では新型コロナウイルス感染症の患者が増加を続け、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行が衛生システムや衛生施設にとって大きな挑戦となる可能性がある」との見方を示した上で、「5つのターゲットグループはインフルエンザワクチンを接種すべき」と提起した。新華社が伝えた。
5つのターゲットグループとは、妊婦、基礎疾患がある人、高齢者、医療従事者、子どもだ。WHOの専門家は、「感染しやすい5つのグループの中でも、医療従事者と高齢者は新型コロナウイルス感染症の大流行期間中にインフルエンザワクチンを最優先で接種すべきグループだ」と提起した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年10月17日