無錫で34年間続くサクラの植樹 春には3万本のサクラが満開に (3)

人民網日本語版 2021年04月08日15:42

海を隔てて互いに思いやる両国国民

無錫高新区(新呉区)が友好都市の豊川市に贈呈したマスク5万枚(写真提供・無錫市高新区宣伝部)。

2020年初め、中国で新型コロナウイルス感染が爆発的に拡大し、医療物資や衛生用品が不足した。そんな時、愛知県豊川市は、時を移さず物資を調達し、無錫市新呉区にマスク4500枚や防護服を寄贈し、人々を感動させた。その後、日本でも感染が拡大し、豊川市で衛生用品が不足していることを知った無錫市新呉区は、マスク5万枚を調達し、寄贈。マスクが入った段ボール箱には、「隔海相望、桜花満開、衆志成城、戦疫必勝(私たちは海を隔て互いに思いやっている、桜が満開となるように、みんなで心を合わせれば、どんな困難でも克服でき、必ず疫病に勝つ)」という応援メッセージが記されていた。 

2021年3月25日、2021無錫国際花見ウィーク・中日桜友誼林建設34周年記念イベントの開幕式で挨拶する林松添会長(撮影・袁蒙)。

中国人民対外友好協会の林松添会長は取材に対して、「これは、中日の国民が団結して助け合い、共に困難を克服する感動のエピソードだ。両国の国民が手を携えて努力を積み重ねれば、無錫の美しいサクラが少しずつ林となったように、中日友好もどんどん盛り上がっていくと確信している。そして、中国と日本、さらに世界の人々に『美』を享受してもらえるようになるだろう」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年4月8日

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