重慶初のビッグサイエンス装置が着工

人民網日本語版 2021年05月28日13:24

世界初の電子プローブとX線プローブの多次元・マルチスケール表徴を統合する重要テクノロジー・インフラ、超過渡状態実験装置プロジェクトが西部(重慶)科学城で着工された。重慶市と四川省の共同建設による全国的な影響力を持つテクノロジーイノベーションセンターの共同建設の2021年重要プロジェクト集中着工イベントが27日、催された。四川省と重慶市による今回の集中着工プロジェクトは40件、投資総額は1054億5000万元(1元は約17.2円)。科技日報が伝えた。

オリジナルイノベーションの重責を担う「科学の代表的な製品」である超過渡状態実験装置は、世界で初めて打ち出した2種類のプローブが相互カップリングするビッグサイエンス装置で、電子プローブの空間スケール、光子プローブの時間スケールの表徴の優位性を十分に発揮することが狙い。先端製造、先進材料、新エネ、電子情報などの分野に共通する鍵となる技術の需要を重点的に満たす。高温燃焼メカニズム、3Dプリント、新材料、極紫外線リソグラフィ、新型燃料電池、がんの早期診断と放射線治療などの基礎研究と産業技術の融合イノベーションを展開する。

今回集中着工された40件の重大プロジェクトの投資総額は1054億5000万元で、うち重慶市のプロジェクトは計20件。(編集YF)

「人民網日本語版」2021年5月28日

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