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第44回世界遺産委員会が福建省福州市で16日から開催へ

人民網日本語版 2021年07月09日10:01
第44回世界遺産委員会が福建省福州市で16日から開催へ
福州市の梁厝古村(撮影・陳奇)。

中国国務院新聞弁公室はこのほど、記者会見で、第44回世界遺産委員会が今月16日から31日まで、福建省福州市で開催されることを明らかにした。人民網が報じた。

世界遺産委員会は、2004年に江蘇省蘇州市で開催されて以降、17年ぶりの中国での開催となる。

福州市は近年、市全域の文化遺産を対象に、全域にわたって保護修復を実施。重点文化財約180ヶ所のほか、古代建築物と歴史的建築物約1300ヶ所の修繕を前後して推し進め、特色ある歴史・文化的な街並み17ヶ所を構築してきた。また、伝統的な街の路地261本を保護・修復するなど、その文化遺産保護において多くの成果を挙げている。

福州市は現在、瓦屋根の古代建築は、「可能な限り最小限の改修にとどめる」という保護・修繕の原則に基づきながら、文化サービスやレクリエーション・観光などの機能と融合させて活用。古代建築に新たな活力を吹き込み、人々が歴史を感じ、風俗や習慣を体験し、懐かしさに浸るのに最適な場所となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年7月9日

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