8月4日、上海市徐匯区匯賢雅居団地の入り口の警備員がいるゲートに、「1タッチスマート配車パネル」が設置された。ボランティアのサポートを受けながら、住民の王さんはスピーディかつスムーズに手配された車に乗ることができた。「文匯報」が伝えた。
あるボランティアは、「高齢者が車を呼ぶときの主な問題はスマートフォンの操作に不慣れなことだ。しかしこのスマートパネルが設置されてからは、操作がスマホより簡単になった。乗車地点はバックグラウンドで固定されている団地の出入り口で、運転手とやりとりする必要がなく、自分のいる場所をはっきり伝えられないという高齢者の問題を回避できる」と説明した。
上海市交通委員会からの情報によると、「デジタルデバイド」を解消し、高齢者も情報化された配車サービスを利用できるようにするため、顔認証で手配できる「1タッチスマート配車パネル」を第1弾として100台設置し、調整作業はすべて完了してすでに稼働している。黄浦、徐匯、長寧、静安など11区をカバーし、住居団地のほか、複数の大型総合病院やビジネスビルにも試験的に設置され、サービスを提供するシーンを広げている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年8月5日