中国第36次南極観測隊の「雪竜2」号と「雪竜」号の航路(画像提供は双竜探極)。
中国第38次南極観測隊第2陣の隊員101人が23日午前、極地科学観測砕氷船「雪竜2」号に乗り上海を出航し、南極の長城基地などの科学観測任務に向かった。今回の雪竜2号による3回目の中国の南極科学観測への参加でもある(前回は第37次、前々回は第36次)。
中国第38次南極観測隊第1陣の隊員154人はこれに先駆け、「雪竜」号により11月5日に上海を出航し、22日に予定の中継補給地点であるモーリシャスのポートルイスに到着した。
これで第38次第1、第2陣の全員が出発した。2艘の砕氷船はそれぞれ南極の異なるエリアに向かい科学観測作業を展開し、来年4月中旬に帰国する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年11月23日