Z世代のうち、64%は在校生、3分の1が社会人で、新たな消費層として、この世代は注目されている。
Z世代は「没入型」や「共感型」の娯楽体験を追求し、映画、展覧会、コンサート、密室脱出ゲーム、マーダーミステリーなどが最も人気のあるオフラインの娯楽活動だ。
体験を重視するZ世代はオフラインの体験を重視し、新しく登場したポップアップ・ストアを好み、トレンドの製品を高い頻度で購入し、アーティスティックなちょっとしたぜいたく品を特に好み、グループ文化と世代を超えて評価されるトレンドのブランドを身につける。データによると、Z世代の21%が毎日ネットで買い物すると答え、典型的なネットショッピングの達人であることを示したという。
同報告によれば、ますます多くの趣味でつながったサークルがZ世代の世界に登場し、特にeスポーツ、国潮、ペット、ニッチなスポーツ、トレンド玩具などのグループには、それぞれに特化した若者層の存在がある。トレンドの背後にある原因を考えると、1つはZ世代の個性を重視した消費心理による駆動があり、もう1つは若者が文化的な自信を持つようになったことによる影響だ。
国潮が大いに盛り上がる現在、Z世代は国産品ブランドの最も中心的な消費層であり、彼らが国産品を選ぶ主な理由はコストパフォーマンスの高さ、品質の良さ、口コミでの評判の高さだ。あらゆる国産品ブランドの中でも、彼らの消費意欲を最もかき立てているのは衣類・靴類・カバン類、家具、雑貨、そして電子製品だという。
Z世代は自分から進んで新しい知識を獲得するのが好きだ。43%が有料の知識サービスに注目していると言い、一線都市と新一線都市ではこの割合が平均で50%を超える。同時に、Z世代は新たな知識やコンテンツのニーズを、単なる情報取得から生活における消費行為に転換させ、真に知識のためにお金を支払う。彼らは質の高いコンテンツには関心を払い時間を使いたいと考えており、こうした情報消費の特徴は、この世代の若者が目下の砕片化した、質の低い、タコツボ化した情報を好まないという態度にも表れている。
年初以来、メタバースの概念が爆発的に流行し、Z世代のスマート化した未来への憧れをかき立てた。同報告によると、Z世代の63%がメタバースに興味があると答えた。
メタバースに詳しい喬宇氏は、「クラウドテクノロジーの発展により、Z世代は家の中にいて便利さを享受できるようになり、自分の行った調査研究では、クラウド学習、クラウド娯楽、クラウド観光がこの世代の最も注目するクラウド生活のコンテンツだ。メタバースのような未来はZ世代のものになると確信する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年12月20日