12月20日、マスコットキャラクターを真ん中に記念写真を撮影する王涵選手(写真一番左)、全紅嬋選手(写真左から二番目)、練俊傑選手(写真右から2番目)、李政選手(写真一番右)。
アブダビで20日に開催された「第15回FINA世界短水路選手権」の10メートル高飛込に、東京五輪の金メダリストである中国女子高飛込の全紅嬋選手が中国の男子選手2人共に出場。難度が高く、完成度が非常に高い演技を披露し、各国から観戦に訪れた観客から大歓声が上がった。同大会に飛込競技が設置されたのは今年が初めてとなる。
世界短水路選手権は海での開催となった。プールで練習し、試合に参加するのに慣れている選手にとっては、海の波や塩度、視界などがハードルとなった。それでも、初めて海に飛び込んだ全選手は、高い実力を発揮して、非常に安定した演技を披露。1回目の演技では、水しぶきをほとんど上げない「ノースプラッシュ」を披露して、79.5ポイントという高得点をたたき出し、トップに立ち、会場にいた各国からから観戦に訪れた観客から大歓声が上がった。
中国チームは最終的に、384.20ポイントで3位だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月22日