中国文化は古くから長く続いている。多くの古代人が残したものは一部の骨や頭蓋骨しかない、彼らがどのような顔をしていたのかについては、想像力を掻き立てられる。
復元された唐の皇帝・李淵の5代目の女孫にあたる李倕の顔
中国の西北大学の科学研究者は、古代人の頭蓋骨の炭素14年代法と人類学的分析により、埋葬された当時の年齢層を推定した。さらに「現代人顔面データバンク」から同年齢層の人の軟組織の厚さを抽出し、そしてデジタル化「顔面復元技術」により古代人の本当の姿を再現した。
復元された秦始皇帝陵博物館の秦時代の男性の顔
彫刻家や粘土職人の芸術的な創作と比べると、この統計データと人類学的分析に基づく復元技術の方がよりリアルで正確だ。科学研究者はこのデジタル技術を利用し、唐時代の皇帝・李淵の5代目の女孫である李倕の顔と、秦始皇帝陵博物院から出土した秦時代の男性の顔を復元した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年6月14日