「自由恋愛」でペアリングしたマナヅルとタンチョウ(撮影・李賀)。
黒竜江省の斉斉哈爾(チチハル)竜沙動植物園は26日、ツル園の雄のマナヅルと雌のタンチョウが「自由恋愛」の末、交配し、卵を産んだと明らかにした。中国新聞網が報じた。
ツル園では、タンチョウ、マナヅル、コウノトリといった複数の種類のツル属の鳥が一緒に飼育されている。そして、マナヅルとタンチョウが「自由恋愛」の末、「ゴールイン」。2021年にも産卵したものの、交雑種の生存率は低いといった原因から孵化には成功しなかったという。
マナヅルとタンチョウのペアが産んだ卵(撮影・李賀)。
このマナヅルとタンチョウのペアは今年、再び産卵。卵の形はタンチョウの卵に近く、現在2羽が交代で温めている。このペアは「愛の結晶」を非常に大切にしており、一方が巣で卵を温めている時も、もう一方はエサを探しながら警戒を怠らないという。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年6月28日