「天問1号」、予定の科学探査任務を完了

国家航天局によると、「天問1号」任務の周回機は6月29日まで706日間正常に飛行し、火星全体の中分解能画像データを取得した。各科学ペイロードが火星全体の探査を実現した。周回機と火星探査車はいずれも予定の科学探査任務を完了した。人民日報が伝えた。

天問1号任務の2年近くに及ぶ飛行と探査により、火星探査車と周回機に搭載されている13台の科学ペイロードが約1040GBの生データを取得した。地上の受信・処理により形成された標準的な科学データ製品は、毎月科学者チームの分析と解析に送られる。関連する科学成果はすでに中国内外の有名な学術誌に次々と掲載されている。（編集YF）

「人民網日本語版」2022年6月30日