6日、中国気象局で行われた気象レーダー観測試験開始セレモニーで明らかになったところによると、中国はSバンド・Cバンド新世代気象レーダー236基による世界最大の気象レーダーモニタリング網を構築している。中国気象局は2022−24年にかけて、竜巻、激しい雷雨・強風、雹、短時間の強雨の4種の災害レベルの天気レーダー観測試験を行う。人民日報が伝えた。
レーダーは災害レベルの気象をモニタリングする大国の代表的な製品だ。気象当局は今後3年にわたり、「試験しながら改良、試験しながら応用」の考えに基づき、レーダー気象センターの鍵となる牽引的役割と技術指導的役割を強化し、活発な対流活動の共同観測システムを構築し、気象レーダーによるモニタリング・早期警戒能力を高め、新世代気象レーダー業務ソフトウェアの省・市・県の短期予報・早期警戒サービス一体化プラットフォームにおける統合した試験的応用を展開し、観測・予報サービスの連動を促進する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年7月11日