中国独自の気象ラジオファクシミリ、南中国海をカバー

人民網日本語版 2022年03月24日11:01

3月23日は「世界気象デー」だ。交通運輸部(省)南中国海航海保障センター広州海岸ラジオと広東省気象台が共同で、南中国海海上気象ラジオファクシミリサービスを開始するとともに、同日10時より正式に対外発信を開始した。同サービスは中国の南中国海における海上気象ラジオファクシミリサービスの空白を埋めた。人民日報が伝えた。

南中国海海上気象ラジオファクシミリ業務は画像によって表示される。情報が豊富で、動的かつ直観的で、予報期間が長く、範囲が広いといった特徴を持つ。海洋環境及びその変化をより良く理解でき、気象災害の早期警戒、早期発見、早期行動を実現できる。同業務は19種の主要製品を発信し、全天候で40の時間帯に分け発信される。うちラジオは毎日、地上の実況分析、降水予報、波予報、台風予報などの11種の気象製品を発信する。ネット上では毎日、赤外線雲画像や衛星雲画像などの8種の気象製品を提供する。

南中国海海上気象ラジオファクシミリ業務は中国の周辺海域及び重要航行エリアの海上気象画像の独自生成・発信を実現した。これは周辺水域の船舶の航行安全保障、国の海洋権益の保護、国際的な履行能力の強化などに対して重要な意義を持つ。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年3月24日

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