
「世界テコンドー殿堂」の第一陣リストが8月2日に発表された。中国のテコンドー界のレジェンドで、五輪2連覇を果たした陳中さんも殿堂入りを果たした。人民日報が報じた。

テコンドーは2000年シドニー五輪から、正式競技として実施されるようになった。当時、まだ18歳だった陳さんは、中国代表選手として出場し、五輪史上初のテコンドーの金メダリストとなった。その4年後のアテネ五輪でも、陳さんは危なげなく金メダルを獲得し、大会2連覇を成し遂げた。そして、その後も、2006年にカタール・ドーハで開催された第15回アジア競技大会、2007年に北京で開催されたテコンドー世界選手権でも金メダルを獲得し、それら3大会を制した初のテコンドーのグランドスラム覇者となった。

また陳さんは金メダリストとしての影響力を活かし、スポーツ事業に取り組み続け、青少年に向けたテコンドーの普及と推進に尽力してきた。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月3日
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