第1回国際報道「シルクロード賞」受賞作品紹介 (2)

人民網日本語版 2022年12月23日14:34

新型コロナとの闘いに関する短編ビデオ賞

入賞作品

作品タイトル:団結して新型コロナウイルスと闘う

作者:ロジャース・サバナ(ケニア)

作品紹介:

短編ビデオの冒頭では、救急車のサイレンが鳴り、新型コロナウイルス感染拡大が危機的な状況であることがひしひしと伝わって来る。人々は落胆し、不安を覚えているものの、その後に、医療従事者が一生懸命活動し、各国が互いに援助し合い、人々が「愛」のバトンを繋ぎ、最終的にウイルスに勝利して、人々から笑顔があふれるようになっている。この作品は緊迫したリズムで進み、独特な作風となっている。新型コロナウイルスと闘うための希望の光を灯すことをその目的としている。

作品タイトル:新旧

作者:YTVテレビ局(ミャンマー)

作品紹介:

この作品は、あるガイドが新型コロナウイルスが原因で失業したものの決してあきらめず、大好きな手工芸品を仕事にして、新しい事業を始める様子を描いている。生活や芸術、危機などが織り交ざるように編集されており、予期していなかった状況に置かれ、危機に直面した時に、人々が、愛や知恵、友情、希望を通して、生き抜き、発展し続ける様子を描いている。

(注:同部門では、最終審査に進んだのは2作品だけだったため、大賞は選出されなかった。上記2作品が入賞作品となった)

ニュース論説賞

大賞

作品タイトル:「一帯一路」への反対はアフリカへの反対

作者:ムバラク・ムガボ(ウガンダ)

作品紹介:

このニュース論説は、「一帯一路」共同建設イニシアティブがアフリカ諸国の発展に多大な貢献をしていることのほか、中国企業がアフリカ諸国で鉄道や道路、空港などを建設していることを紹介し、中国とアフリカの関係、世界の構造などに対する評論を行っている。作者は、自身の経験を紹介する形で、中国で見聞きしたことを伝え、実際にあった出来事や詳しいデータを用いて、「一帯一路」共同建設イニシアティブのアフリカ諸国との関わりを紹介している。

入賞作品

作品タイトル:孤立主義に舞い戻った米国

作者:ペラギア・カルパティオタキ(ギリシャ)

作品紹介:

このニュース論説は、米国の政策の転換を詳しく説明している。そして、広い視野と十分な論証を用いて、米国の孤立主義に舞い戻り、過去に戻るようなやり方を非難している。また、より容易に進める道を歩むために、自らの約束や他の国に配慮を示すことを忘れてしまう国を歴史が許すことはないと指摘している。現在の情勢下において、世界の平和と秩序は、決して一つの国の努力だけで実現できるものではない。

作品タイトル:「一帯一路」の大きなチャンスを掴み、新たな情勢下で全面的発展を実現

作者:カナート・トカバエフ(カザフスタン)

作品紹介:

このニュース論説は、数字や事実を基に書かれており、言葉遣いは巧みで、生き生きとしている。新型コロナウイルスのパンデミックが世界を襲う中、カザフスタンがどのように、「一帯一路」共同建設のチャンスを掴み、全面的な発展を実現するかについて、はっきりとした提案を示し、地域の一体化推進は、中央アジアの未来であり、ユーラシアの未来でもあると指摘している。

作品タイトル:希望のベルト、救済の道

作者:ファルク・ボリク(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

作品紹介:

このニュース論説は、「一帯一路」共同建設イニシアティブの世界レベルでの重要性のほか、具体的にボスニア・ヘルツェゴビナにどのような積極的な影響をもたらしたかを網羅的に総括し、批判する声に力強く反論することを目指している。その立場は鮮明で、東洋と西洋を比較する世界的視野があり、「一帯一路」共同建設と、西洋のこれまでの投資プロジェクトとの違いを解説している。

作品タイトル:シルクロード上のセルビア―セルビアの輸出増加のチャンス到来!

作者:ブランコ・ズヨビッチ(セルビア)

作品紹介:

「一帯一路」共同建設は、欧州諸国にたくさんのチャンスをもたらした。セルビアは近年、欧州諸国と中国のインフラ整備をめぐる協力のモデルケースとなっている。

報道ビデオ賞

入賞作品

作品タイトル:21世紀の海上シルクロード

著作権所有者: NGC Network Asia、 LLC and CICC

作品紹介:

この作品では、外国人がナレーターを担当し、中国や東南アジア、中東をめぐり、上空からの撮影や水中での撮影などさまざまなスタイルで、15世紀前半に西洋への大航海を行った鄭和の足跡をたどって、その過程で見聞したことを網羅的に記録し、視聴者に没入型の視聴体験を提供している。この動画は、発展という観点から歴史を見ており、スケールの大きな構成で、歴史と現在が見事なコラボレーションをみせている。

作品タイトル:シルクロードの新たな懸け橋:中欧班列

著作権所有者:中国国際テレビ(CGTN)、スイス放送協会(RTS)

作品紹介:

この作品はユーラシア大陸を横断する国際定期貨物列車をテーマに、インタビューやさまざまなシーンの撮影などを通して、壮大なプロジェクトのバックグランドにある、生き生きとした人間ドラマを掘り起こし、小さな出来事から大きな事象を映し出すかのように、「シルクロード経済ベルト」沿線の人文、風情、バックグランドの発展の原動力を浮き彫りにしている。

(注:同部門では、最終審査に進んだのは2作品だけだったため、大賞は選出されなかった。上記2作品が入賞作品となった。)

特別貢献賞

受賞者

ムシャヒド・フセイン・サイード(パキスタン)

人物紹介:

1952年に、パキスタンのシアールコートで生まれたムシャヒド氏は、17歳の時に、パキスタン―中国青年団体を引率して初めて中国を訪問。これまでに中国に100回以上訪問してきた。彼は長年、さまざまな肩書で、パキスタンと中国の友好事業に力を入れ、「一帯一路」共同建設イニシアティブの目玉プロジェクトである「中国・パキスタン経済回廊」建設においても独特な役割を果たしている。そして、中国とパキスタンの友好促進に力を注ぐ「巴中学会」やパキスタン「シルクロードの友」クラブなどを発足させてきた。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年12月23日

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