「中国企業のイメージについてのグローバル調査報告2022」が10日、北京で発表された。それによると、世界の調査回答者の73%が「中国企業に対して全体的に良い印象を持っている」と答え、この割合は2021年に比べて2ポイント上昇した。中国新聞社が伝えた。
22年の中国企業のイメージについてのグローバル調査は、中国、インドネシア、タイ、インド、サウジアラビア、カザフスタン、ロシア、イタリア、ケニア、南アフリカ、ブラジル、米国の12ヶ国で行なわれた。
調査の結果、次のことが明らかになった。▽世界の回答者は、中国経済の発展がグローバル経済と地域経済の発展に対して行なった貢献を評価している▽成功というイメージで中国企業を認識しており、これから中国企業と科学技術、エネルギー・資源、インフラなどの面で協力することに一層期待を寄せる▽(中国の打ち出した)「グローバル発展イニシアティブ」は均衡的で、協調し、包摂的な世界の発展の実現を積極的に促進することに賛同している▽中国以外の回答者にとって、引き続きインターネットとテレビが中国と中国企業を理解するための主要な情報収集ルートだ▽中国以外の回答者は、中国企業の「科学技術イノベーション」関連の情報に最も関心を寄せている。
国別に見ると、中国企業に対する好感度が最も高いのはインドネシアで91%に達した。インドネシア、インド、カザフスタン、南アフリカの回答者は中国企業に対する全体的な印象が21年よりも好転した。
年代別に見ると、どの年代の回答者も中国企業への印象は21年より好転しており、特に中国以外の回答者のうちの18-35歳の若年層は中国企業に対する評価がほかの年代よりも高かった。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年1月11日