デジタル化時代には、データが生産力だ。「北京市リストチェーン2.0」が1月1日午前0時にリリースされた。北京市ビッグデータセンターの関係責任者によると、リストチェーンは「北京ビッグデータ行動計画」の中心的な内容で、2018年10月に設計され、19年4月にリリースされ、19年10月に「ロック」された。3年余りの運営を経て、北京市の80数機関の市級データリスト、16の区・経済技術開発区の区級データリスト及び民生や金融などの10数の社会機関のデータリストのすべてがチェーンに収められた。チェーンのリアルタイム管理リスト情報は50数万件、情報システムは2700余り、機関、レベル、分野、エンティティを跨ぐ延べ1万種以上・数百億件のデータの安全共有をサポートしている。新華社が伝えた。
中国全土初の超大都市ブロックチェーンインフラとしての北京市リストチェーンの今回のアップグレードは、中国が独自のブロックチェーンソフトウェア・ハードウェア技術体系「長安チェーン」をよりどころに、基礎アーキテクチャからコアアルゴリズムに至る全面的な独自化を実現した。政務・社会データの安全で秩序ある流通の信頼性をさらに高めた。
長安チェーン技術チームの責任者によると、長安チェーンの高同時実行性、低遅延、大規模ノードネットワーク構築などの能力は、リストチェーン2.0のアーキテクチャの柔軟性、コンセンサスメカニズム、データ保存などの面が大幅に向上し、ブロックチェーンのデータ検索の応答速度がミリ秒級に達したことを実現した。特に安全性の面では、リストチェーン2.0のフレーム体系、技術アーキテクチャ、コア部品のすべてが独自に研究開発されたもので、複数の安全防護技術が採用されており、システム安全とデータ安全が保障されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年1月13日