公安部(省)第一研究所が筆頭になって進められている「公的書類に基づくデジタルIDブロックチェーン技術の研究・応用」がこのほど正式にスタートするとともに、実施の段階に入った。ブロックチェーンの基礎プラットフォームとしての「長安チェーン」は、高性能の分散型デジタルIDアーキテクチャの構築を支援し、中国のために信頼できるデジタルIDシステムを構築するために技術面の支援を提供する。将来は、日常の移動、電子決済、公共サービスなど各方面がより便利でスムーズになり、個人情報もよりしっかり保護されるようになるという。「北京日報」が伝えた。
現在、身分証明書の電子化ニーズがますます切実なものになっている。個人のプライバシーをどのように保護するか、ID情報が漏洩せず、改ざん・盗用されないよう保証するにはどうしたらよいか。この問題を解決するために、「長安チェーン」は中国の権威があり信頼できるデジタルIDチェーン構築を支援しており、今後はブロックチェーン技術を駆使して、「インターネット+信頼できるIDプラットフォーム」という信頼可能なデジタルID応用モデルをさらに拡大発展させる計画だ。「長安チェーン」の主任研究員である唐琳氏の説明によると、ブロックチェーンはIDの中心化した発行、分散型の認証というニーズを満たせる。中国初の独自コントロールが可能なブロックチェーンのソフトウェア・ハードウェア技術体系として、「長安チェーン」はこの基礎の上にさらに自主的、高性能、強いプライバシー保護、幅広い協業といった優位性も備え、記録されたデータは追跡可能で改ざんは不可能で、高性能の秘密計算を支援し、個人のプライバシーと個人情報を安全に保護するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年8月26日
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