国家原子力安全局の承認を経て、中国原子力工業集団(CNNC)傘下の中国原発が投資し株式を保有する三門原発4号機原子力島の1回目のコンクリート打設(FCD)が行われた。これは三門原発2期プロジェクトの建設の全面的な幕開けを示している。これにより、中国原発が株式を保有する建設中の原子炉は9基に、設備容量は1012万9000kWにのぼった。人民網が伝えた。
浙江省台州市にある三門原発の2期プロジェクトは国家重点エネルギープロジェクトで、浙江省が「緑水青山就是金山銀山(豊かな自然は金銀ほどの価値がある)」という質の高い発展の道をしっかり進むための下支えとなるプロジェクトだ。三門原発4号機が完成・発電した後の毎年の発電量は100億kWhにのぼり、二酸化炭素排出量を750万トン削減する。これは面積2万ヘクタール近くの植林に相当する。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年3月23日