市場監督管理総局によると、国家原子力産業計量試験センターの建設が承認された。人民網が伝えた。
原子力産業のコアコンピタンスをさらに強化し、計量の原子力産業に対する技術的下支え・保障的役割をより良く発揮するため、同局はこのほど、中国原子力科学研究院をよりどころとする同センターの建設が承認された。
原子力産業は核燃料生産と循環利用、原子力、原子力技術応用に従事する新興産業であり、国家安全と国民経済の命脈に関わるハイテク戦略的産業でもある。原子力産業の全ライフサイクルにおけるすべての重要部分に計量が欠かせないものだ。小さなものは人体に植え込める「種子源」や放射性医薬品、大きいものは陽子線がん治療装置や100万kW級加圧水型原子炉などがある。原子力製品は常に現代の最も先進的な科学技術をいち早く集約・応用するとともに、物理、化学、材料、機械、生物、電子、情報など数多くのハイテク分野をカバーしている。正確な計量ができて初めてよく製造することができる。研究開発、設計、生産、さらには応用に至る原子力産業全ライフサイクルの各部分を貫いている計量は、原子力産業の質の向上を持続的にサポートしていく。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年2月13日