习专栏

朝食の販売や自宅までの配送ができる自動運転車

人民網日本語版 2023年05月16日14:05

北京経済技術開発区の自動販売車が北京朝陽区の地下鉄駅に進出した。このほど地下鉄7号線双井駅の構内で、黄色の新石器自動運転車を体験しようと駅から出る多くの乗客が集まっていた。携帯電話で画面のQRコードをスキャンすると、ページ上で食べたいマクドナルドのセットを購入できる。科技日報が伝えた。

かわいらしい外観の自動運転車の屋根にはレーザーレーダーが搭載され、前後には複数のカメラがあり、車体にはセンサーが散りばめられている。道路を走行中には信号機と歩行者を自動的に認識する。客を乗せる自動運転車と比べるとより低速だが、安定している。業者は商品を補充したい時に自動運転車を探すことができるが、自動運転車も業者のところまで自動で移動できる。出店先は作業員によって指定される。また自動運転車は人流に基づきリアルタイムで地図を更新し、過去の販売統計データにも基づき、適切な出店先を正確に判断し、そこまで移動することもできる。

新石器公司市場副総裁の劉明敏氏は、「双井地下鉄駅の自動運転車は非常に優れており、1台で1日に200人分の朝食を販売できる。当社の自動運転車は現在、西二旗、双井、朝陽門、永安里の4駅で、朝食、昼食、アフタヌーンティー、夕食を提供している」と述べた。

このような自動運転車は、北京経済技術開発区ではより一般的な存在となる。そこには、食品販売自動運転車よりも忙しい自動宅配車がある。「こんにちは。スマート宅配車が到着しました。配達するものを預けに来てください」。宅配便を送る人は検証コードを入力し、車のケースを開け、その中に宅配便を入れ、ドアを閉じると完了。

京東物流は現在、中国全土30都市で600台余りの自動宅配車を運営している。北京経済技術開発区では、団地の入口に数台の自動宅配車が停まっているのをよく目にする。宅配便を運ぶだけでなく、七鮮などの大型スーパーとも事業提携し、スーパーの利用客に野菜を届けるビジネスも活況を呈している。

北京経済技術開発区を中心とする北京市ハイレベル自動運転モデルエリアでは、計19社のテスト自動車企業に600を超える自動運転車ナンバーが発給されている。その車種は小型セダン、客輸送バス、シャトルバス、販売車、宅配車、多機能車……などが揃っている。モデルエリアの自動運転距離は累計1500万キロメートルを超え、世界をリードしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年5月16日

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