人民網日本語版>>経済

第2回西部調理済み食品産業発展カンファレンス及び2023西部調理済み食品博覧会が重慶で開幕

人民網日本語版 2023年07月11日16:47

第2回西部調理済み食品産業発展カンファレンス及び2023西部調理済み食品博覧会が今月11日から13日までの3日間、重慶市梁平区で開催されている。人民網が報じた。

第2回西部調理済み食品産業発展カンファレンス及び2023西部調理済み食品博覧会開幕式の様子(撮影・鄒楽)。

第2回西部調理済み食品産業発展カンファレンス及び2023西部調理済み食品博覧会開幕式の様子(撮影・鄒楽)。

「中国西部調理済み食品の都・陸海新ルートの第1回調理済み食品発送」セレモニーが7月11日午前開催され、多くのゲストや、一部の国の在重慶領事館の代表が、梁平区の調理済み食品が、便利な交通機関を通して、さらに幅広い消費市場へと送り込まれていくのを見守った。

重慶市梁平区党委員会の銭建超書記は、「調理済み食品産業は、当区が、第一、二、三次産業が深く融合しながら発展するよう促進するためのベストな産業。同区が調理済み食品産業の発展を皮切りに、『富民強区』の質の高い発展を牽引するための、現実的で、ベストなソリューションだ。今後、国際競争力を備えた調理済み食品産業拠点の建設が加速するだろう」との見方を示した。

挨拶する重慶市梁平区党委員会の銭建超書記(撮影・鄒楽)。

挨拶する重慶市梁平区党委員会の銭建超書記(撮影・鄒楽)。

2023西部調理済み食品博覧会には、北京市、広東省、広西壮(チワン)族自治区、江西省、福建省などから来た企業約130社が出展。調理済み食品の新技術(鮮度保持と冷凍)、設備、包装、設計、商品、EC、原料といった多くの業態をカバーしている。企業には中国のリーディングカンパニーや製品原料系企業、設備系企業などが含まれており、商品は約100種類に達している。

開幕式では、人民網党委員会の張峰副書記が、「調理済み食品業界発展報告」(以下、「報告」)を発表し、「全国10大調理済み食品革新的発展地域優秀事例」を紹介した。

「調理済み食品業界発展報告」を発表する人民網党委員会の張峰副書記(撮影・鄒楽)。

「調理済み食品業界発展報告」を発表する人民網党委員会の張峰副書記(撮影・鄒楽)。

今年、「調理済み食品産業の育成と発展」が初めて「三農(農業・農村・農民)」をめぐる活動を指導する「中央1号文書」に組み込まれた。人民網研究院はシンクタンクの優位性やメディア資源を活用し、産業の第一線を対象に踏み込んだ取材を行い、そこで観察したことを総括し、「報告」をまとめた。

開幕式では、張副書記が、梁平区が「調理済み食品産業人民網研究院調査研究拠点」に認定されたことを発表した。人民網研究院はこれまでに、人工知能やチップ、ノートパソコンといったハイテク分野の調査研究拠点3ヶ所を設置してきた。

梁平区に「調理済み食品産業人民網研究院調査研究拠点」認定書を授与した人民網党委員会の張峰副書記(撮影・鄒楽)。

梁平区に「調理済み食品産業人民網研究院調査研究拠点」認定書を授与した人民網党委員会の張峰副書記(撮影・鄒楽)。

カンファレンス開催期間中、中国高品質農産物開発サービス協会・調理済み食品分会の発足が発表され、分会の責任者に辞令が交付された。また、調理済み食品業界の10大典型事例に選出された協会に所属する企業に証書が交付された。

挨拶の中で調理済み食品分会発足を発表する中国高品質農産物開発サービス協会の王震副会長(撮影・鄒楽)。

挨拶の中で調理済み食品分会発足を発表する中国高品質農産物開発サービス協会の王震副会長(撮影・鄒楽)。

調印式では、梁平区が重慶市衛生健康委員会や江南大学といった機関と協力することで合意した。そして、調理済み食品産業チェーン上のプロジェクト18件の調印が行われ、契約額は約70億元(1元は約19.5円)に達した。プロジェクトの実施が始まれば、梁平区の調理済み食品の産業チェーンがさらに整備され、「中国西部調理済み食品の都市」構築加速がバックアップされると期待されている。 (編集KN)

「人民網日本語版」2023年7月11日

関連記事

おすすめ写真

コメント

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治