日本アニメをリスペクトする米映画「パシフィック・リム」(3)
中国メディアが見る日本政府と独占契約を結ぶ悪徳商人に扮するロン・パールマン、狂った科学者に扮するチャーリー・デイ |
■見所3 存亡をかけた最後の大戦は熾烈を極める
世界を救うため、人型ロボット5機が謎の生命体「KAIJU」と熾烈な戦いを繰り広げるシーンが全編を通した映画最大のクライマックスとなっており、ロボットファンや怪獣映画ファンは十分に堪能できるだろう。ストーリー自体は正直特に優れているわけではないが、強大な人型兵器と「KAIJU」の前では人類はなんと小さく弱いものかと実感する。
劇中で、唯一精彩を放っているのは、人類役のヒロイン(菊池凛子)の幼少期を演じる日本の人気子役・芦田愛菜だ。「芦田愛菜が登場したとき、驚きのあまり呆然とした。どうして泣いているだけでこんなに可愛いのか?お願いだから大人にならないでくれ」という声もあがっている。