中国市場に活路を見出す韓国人監督 (3)
■中国は韓国が得意とするジャンル映画の経験を必要としている
「Bunshinsaba」、「Bunshinsaba2」の企画・プローデューサーを務めた李亮文(リー・リャンウェン)は本誌の取材に応じ、「中国は大きな市場を持つ一方で、韓国の映画産業は非常にいい基礎を持っている。韓国映画人は中国に進出し、中国映画人と共に仕事をする上でうまくコミュニケーションさえ取れれば、すぐに中国でさらに大きな成功を手に入れることができるだろう」と語った。大事なのは、韓国の監督はジャンル映画に対して非常に熟練した優れた能力と経験を持っていることで、これは中国映画市場がまさに必要としているものだ。
「『別れの契約』、『Bunshinsaba』、そして今年の夏に公開された『ミスターゴー』を含め、すべてが悪くない興業成績をあげている。その理由は、これらの映画のジャンルは韓国映画人が最も得意とする分野であると同時に、中国の観客が最も受け入れられる分野だからだ」と李亮文は分析する。「韓国ドラマのハートウォーミングで泣ける路線は非常に幅広い観客層を持っている。また、韓国式ホラー映画も大きな影響力を持っている。CGによる特撮を多用した『ミスターゴー』もまた韓国人が得意とするものだ」。(MZ))
◆幕の草冠がわかんむりのもの
「人民網日本語版」2013年8月8日