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IT時代の中国、「漢字書き取り番組」が人気

 万年筆からキーボードへ、漢字の書き方に本質的変化が訪れた。ピンイン(中国語アルファベット表記)と相対的に、キーボード時代の到来により、漢字筆記能力が影響を受けたのは疑いない。漢字文化の伝承は衰え、変貌するのか?筆記ツールの逆進化はあり得ず、万年筆を手に字を忘れる頻度が増えている。漢字を忘れるのを防ぐ手だてはないのだろうか?西安晩報が伝えた。

 数年来、多くの学生を悩ませてきた漢字書き取り「テスト」が人気だ。「漢字英雄」「中国漢字書き取り大会」両番組は、テレビに「書き取り科」を設けたばかりか、卒業から長い時を経た大人も「追試」を迫られ、書き方に至極真面目に取り組んでいる。

 「中国漢字書き取り大会」関正文・チーフプロデューサーは、未来の筆記ツールの逆進化はあり得ず、番組の本意は「ゲームを通じ問題提起」し、かつ「漢字の美しさにふたたびスポットを当てる」こと、と語る。専門家も、筆記能力の退化は文字ツールの進化過程における自然現象であり、過度に心配すべきではない、としたうえで、「書けない珍しい漢字があれば、スマホ、パソコンで検索すればよい。『偽物』をかぎ分けるのも一種の能力」と指摘する。

 「現代中国人には将来の人々の漢字筆記水準を案じ、読むことしかできなくなる段階に退化するのでは、と漢字の手書き伝承を憂う人が少なくない」。「中国漢字書き取り大会」審査員の一人、中国社会科学院語言所辞典室の程栄・副主任は、本番組は小学校の「漢字書き取りミニドリル」が全国民参加の「漢字書き取り盛典」になったと指摘、一般市民の漢字使用に正しい筆記、正しい発音を提供する一大プラットフォームとなり、普通話(標準語)と規範的漢字の普及の二重の意義を有している、と語る。

 「漢字を用いて中国語を記し、数千年の中華文化を伝承する」と程副主任。いまや「中国漢字書き取り大会」が引き起こした反省と討論は止むことはないが、出場した選手達の見解は同じだ。「勝負はともかく、最後に勝つのは漢字しかない」(編集HT)

 「人民網日本語版」2013年8月14日

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