朝日新聞、中国版ツイッターで漢字ブームの火付け役に
朝日新聞の中国語サイト「朝日新聞中文網」が17日、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」の公式アカウントに、「双」や「炎」など同じ漢字を2つ以上組み合わせた「理義字(りぎじ)」を重ねて使った一文をツイートしたところ、中国のネット上で「おもしろい」と人気を集めている。「現代快報」が伝えた。
16日に投開票された衆議院議員総選挙で自民党が圧勝したことを受け、「朝日新聞中文網」は翌17日、「首相が『』替わる」とツイート。すると瞬く間に注目を集め、2時間で約9000回もリツイートがあった。
この一文のポイントは4つの漢字で10個もの「又」を表現したところにあり、首相交代の頻繁さが強調されている。ネットユーザーの多くは、文に込められた意味は理解できても、「」「」の漢字は知らなかったようで、「すごい」と感心の声を上げている。
飲み込みの早いネットユーザーらは、「このツイートは人気に『』がつく!」とコメントするなど、さまざまな「理義字」を使って応用している。