郎朗が再び独で「エコー・クラシック」を受賞
ドイツのクラシック音楽における権威ある賞「エコー ・クラシック(Echo Klassik)」の2013年の受賞者がこのほど発表された。2011年に「Live in Vienna」で同賞の「Bestseller of the Year」を受賞した朗朗(ラン・ラン)が、「The Chopin Album」で再び同賞を受賞した。また「Lifetime Achievement Award」はヘルムート・リリンク(Helmuth Rilling)が受賞した。新京報が伝えた。
エコー・クラシックは1994年から毎年1回開催されている、同国で最も重要なクラシック音楽の大賞で、MIDEMやグラミーなどと並ぶクラシックの大賞の一つだ。今回のエコー賞では合計55の賞を発表したが、朗朗はアルバム「The Chopin Album」で年「Bestseller of the Year」を受賞。朗朗は2004年にも器楽演奏家と協奏曲の2部門で受賞している。
今回「Lifetime Achievement Award」を受賞したのは「バッハ解釈の第一人者」と呼ばれるヘルムート・リリンクだ。彼はロマン主義時代と現代の合唱の普及に力を入れ、また新たな作品の創作を委託している。中でも2000年にトップクラス作曲家4人に委託して創作した4つの「受難曲」が最も有名だ。最も彼の功績はやはりバッハ音楽のPRが中心だ。1981年にシュトゥットガルト・バッハ・コレギウムを設立し、音楽会や合唱、指揮クラスの開催、音楽祭やシンポジウムなどを通じて、様々なバッハの作品を普及させた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年9月13日