「2013年の漢字」選考イベント ネット上で募集開始
漢字一文字、あるいは一単語で2013年の中国と世界の世相を表すとしたら、あなたはどの文字を選ぶだろうか?2013年を代表する文字を社会に向けて広く募集する「2013年の漢字」選考イベントが21日にスタートした。新華網が伝えた。
「2013年の漢字」選考イベントは、国家語言資源モニタリング・研究センターや商務印書館、中国中央電視台(CCTV)のウェブサイト央視網、山東衛星テレビの共催によるもの。「今年の漢字」のほか、同時に「年間流行語大賞」、「年間新用語大賞」、「年間ネット流行語大賞」などを発表し、多面的でリアルな中国語の現状や中国人の言語生活のワンシーンを映し出すものとなっている。
「今年の漢字」の選考過程は、ネットユーザーによる推薦、専門家の評価、オンライン投票の3段階からなる。ネットユーザーによる推薦の募集期間は12月7日の深夜0時までで、央視網にアクセスし、2013年の中国と世界の世相を表す漢字一文字あるいは一単語を具体的な推薦理由とともに送ることで、推薦することができる。ネットによる募集が終了した後、主催側が選出した専門家による審査委員会がランキングトップ10の漢字・単語を選び出し、その後オンライン上で投票が行われる。最終的に12月20日に表彰式が行われる予定だ。
2006年の初開催以来、「今年の漢字」の選考イベントはすでに8回目を迎えた。これまで、社会の変遷や各時代の大衆の心情を反映した、「炒」、「和諧」、「漲」、「被」、「夢」などの文字・単語が選ばれてきた。「今年の漢字」と同時に、さらに「年間流行語大賞」や「年間新用語大賞」、「年間ネット流行語大賞」も発表される。2012年には「坑◆」(一杯食わされる)、「正能量」(プラスのエネルギー)、「鳥叔」(韓国の歌手PSYの愛称)、「高富帥」(背が高くイケメンでお金持ちの男性)、「白富美」(色白で裕福で美人の女性)などの単語が選ばれている。(編集MZ)
◆父の下に多
「人民網日本語版」2013年11月25日