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中国式英語が世界を風靡 国力のアピールに貢献

 「ウォール・ストリート・ジャーナル」の動画配信サイトで、ある単語が注目を浴びた。中国語でおばさんを意味する「大媽」の音訳から取られた「Dama」という英単語だ。これは、中国のおばさんたちによる金の買い占めで金相場が上がったことを報道するために、「ウォール・ストリート・ジャーナル」が新しく作り出したものだ。このことは、中国が新しい英単語を生み出したことを意味する。このように、現在知らぬ間にますます多くの中国語が国際社会の各方面に溶け込み始めている。人民日報海外版が伝えた。

 ■中国語のピンインが新しい英単語に

 「Dama」のように、異なる言語から借りてきた単語は言語学上では通常「借用語」と呼ばれるもので、決して新しい現象ではない。

 近代に入り、中国語の語彙はCopy(「拷貝」)やCool(酷)、Cola(可楽)などのように、多くの英単語の音訳を取り入れてきた。躍動感あるイメージを持つこれらの外来語は、英単語のもともとの発音を留めると同時に、中国語の表意的な特徴も備えているため、語彙の内在する意味が一目瞭然に判別できる。

 同時に、中国語のピンイン(アルファベットを使った中国語の読み方)を取り入れた英単語は近年海外メディアの報道の中で頻繁に登場している。10年前、外国人は「guanxi」(関係)という単語を興味深げに話していた。英語の「relationship」とは異なり、「guanxi」は中国社会の独特で複雑な人間関係を表現するのに使われた。後に、この単語は英・米国のビジネススクールの教材「Rules and Networks」にも掲載された。

 このような例は他にもいくつもある。英誌「エコノミスト」は中国の未婚男性のことを「guanggun」(光棍)と表現し、米誌「ザ・ニューヨーカー」は現実社会の不満をぶつけて過激な行動をとる中国の若者のことを「fenqing」(憤青)と翻訳した。また、中国中央テレビ(CCTV)の英語サイトでは海外の中国消費者のことを「consumer」(消費者)と「chinese」の綴りを組み合わせて「chinsumer」という造語で紹介した。

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宮田聡美   2013-08-29113.96.155.*
私の中国人の夫が話す日本語も中国式日本語「チャパニーズ」です。
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