アンナ・ケイ、日本ファッション界でブレーク
![]() |
日本の華字紙「中文導報」はこのほど、中国人として初めて女性ファッション誌「CanCam」の専属モデルになったアンナ・ケイ(葉熙祺)さん(25)を取り上げ、「日本の芸能界、ファッション界にもようやく中国人が登場した」と伝えた。
今年2月から日本に本格進出したケイさんは、資生堂『TSUBAKI』のCM出演をきっかけにブレーク。6月、蛯原友里らカリスマモデルを輩出し続けてきたファッション誌「CanCam」の表紙を中国人モデルとして初めて飾った。その際の撮影は、浜崎あゆみのご用達カメラマン、下村一喜氏が担当した。
今年に入り、福岡アジアコレクション、神戸コレクション、東京ガールズコレクションなど大規模なガールズ・ファッションショーにも相次いで出演している。9月17日に東京の国立代々木競技場で開催されたアジア最大級のファッションイベント「東京ランウェイ 2012AUTUMN/WINTER」では、海外のトップモデルも出演する中、プロのモデルに引けを取らない堂々としたウォーキングを披露し、メディアの注目を浴びた。
現在は月に1週間、日本に滞在して仕事をしており、11月30日付の「週刊ポスト」には紹介記事も載った。
広東省出身のケイさんは2007年から、中国の著名な映画監督や俳優を輩出する名門校「中央戯劇学院」などで演技や歌の訓練を開始。日々ボイストレーニングを重ね、2011年にアルバム「祺待」をリリース、好評を博した。また映画「繍花鞋」(Blood Stained Shoes、2012) や「戦墻」(2010)で主演を務めたほか、蒋家俊監督の中国ドラマ「猟奇的な彼女」(2011)に出演するなど、女優としても活躍していた。(編集MZ)
「人民網日本語版」2012年12月5日