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中日民間交流の誤解について専門家が語る (2)

 ■「交流=こびへつらう」ではない

 中日両国は一衣帯水であり、数千年の交流の歴史がある。最も暗黒なあの時代においてさえ両国の民間友好交流は中断しなかった。だが日本が中国を侵略したあの暗黒の歴史のために「漢奸、売国奴」といった中華民族に軽蔑される呼称が生まれ、わが同胞の間に日本人民との交流に対する特殊な敏感性が生まれ、「漢奸」のレッテルを貼られることの懸念が生まれた。両国関係が良くない時には、この懸念は特に強まる。

 実際のところ、交流の度合いをしっかりと押さえさえすれば、懸念するにはおよばない。この度合いとは、民族の気概、人としての気概を保つことだ。交流においては対等と相互尊重を堅持する。こびへつらって平身低頭してはならないし、国を売って個人的利益を求めてはなおならない。たとえ最も親密な個人的交際であっても中国の国益を損なう言動があった場合は、厳粛に指摘して、必要な闘争を行うべきだ。交流は原則を失してはならず、譲れぬ一線を越えてはならない。

 ■「協力=売国」ではない

 経済グローバル化時代において協力なき場所はなく、協力なきものはないと言える。大はボーイングやエアバスの航空機から、小は日常生活の必需品まで、全ての国の全ての民族が長い協力のチェーンにつながれている。中日間の2国間貿易額はすでに3000億ドルを超えており、経済レベルの協力の幅と深さがわかる。すでに互いに包含し合い、一方が繁栄すれば共に繁栄し、一方が損害を被れば共に損害を被るレベルにまで達しているのだ。

 協力においては対等、互恵、ウィンウィンを重視する。われわれの発展と進歩に有利でありさえすれば、相手が高い鼻に碧眼であろうと、黄色い肌に黒髪であろうと、われわれは歓迎すべきだ。あらゆる進んだものを学び、参考にすべきだ。これこそが偉大な復興を実現しつつある民族が持つべき気概であり度量である。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年2月25日

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