在日華人京胡奏者、東京でコンサート ファン数百人を魅了
北京の伝統演劇・京劇で主に使用される弦楽器「京胡」の在日華人奏者、呉汝俊(ウー・ルーチン)氏のコンサートが27日、東京都内で開かれた。中国文化を熱愛する日本人のファン・各界関係者ら数百人が駆けつけたほか、鳩山由紀夫元首相、程永華・中国駐日大使が出席した。「新華網」が伝えた。
呉氏は、京劇の伴奏楽器だった京胡を独奏楽器として京胡による「イージーリスニング」を生み出した。みずから手掛けた楽曲を演奏、軽やかで、ときに緩やかな豊かな表現力を披露している。
活気に満ちた熱烈ムードのコンサートで「大海◆、故郷(海、私の故郷)」を歌い上げると、祖国への想いと熱愛が存分に感じられた。京劇の有名なくだり「滾滾長江東逝水(滔々と流れる長江は東の方へ流れ去り)」は独自のアレンジで、日本人観衆の心をふかく揺さぶった。日本人になじみの深い「川の流れのように」「花」の歌声には、日本人ファンから熱い喝采が続いた。
鳩山元首相、程大使がコンサートの合間に祝辞を述べた。公演の成功と、氏の日本国民に対する中国文化紹介、また中日両国文化交流における努力が高く評価された。(編集HT)
*◆は口へんに阿
「人民網日本語版」2013年5月30日