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在重慶日本総領事「成都で日本文化をPRしたい」 (2)

在重慶総領事の光岡英行氏。「成都でジャパン・ウィークを開催したい」

 ■光岡氏の願い「日本企業が成都に目を向け進出すること」

 「今後、成都を訪れる日本人観光客はますます増えるだろう」

 世界500強企業の多くが成都に進出している。当然、日本企業もその例外ではない。日本と四川との経済貿易往来の推進だけではなく、日本に対する理解を深め、中日両国の交流を促す目的で、光岡氏は、成都で「ジャパン・ウィーク」のような日本をPRする総合イベントを開催することを夢見ている。キャンパス構内にまで入り込み、さらには春熙路でも、さまざまな催しを行いたいという。

 光岡氏は常に、成都のことを「魅力あふれる都市」と表現する。氏は、成都のプラットフォームを通じ、より多くの中国人の日本に対する理解が深まるよう望んでいる。成都市の中心部にある広島・四川中日友好会館は、四川省外事弁公室の大々的な協力のもと、経済・文化・学術関連交流活動を開催した。しかし、この活動は室内でのイベントだった。「ジャパン・ウィーク」では、アウトドアに飛び出して成都の大通りで開催することを、光岡氏は就任当時から考えている。「キャンパス構内で各種イベントを行うことも含め、さまざまな形式で『ジャパン・ウィーク』を実現させたい」と氏は抱負を語った。

 ■中国語を学んで40年 愛読書は古代中国文学

 光岡氏の流暢な中国語は、40年間に及ぶ「修行」の賜物だ。また、氏は古代中国文学をこよなく愛している。光岡氏が中国語を学び始めたのは、まだ大学生だった1973年。この前年、中日国交関係が正常化し、日本に中国語学習ブームが巻き起こった。「すごく中国を見てみたかった」と話す光岡氏は、1977年、香港経由で中国に渡り、遼寧大学と復旦大学で計2年間中国語を学び、古代中国文学も履修した。「道徳経」や「論語」も大好きだったという。学業を終えると、光岡氏は外交官としてのキャリアをスタートさせた。これまでの外交官生活のうち15年間は、上海、北京、瀋陽、香港の各地で過ごした。

 領事館内では威厳のある総領事だが、プライベートでは、遊び好きの一面を持っている。休日には、夫人と重慶郊外に出かけ、温泉を楽しむことが多いという。「ここの温泉は、日本と入り方が違う。日本では服を着たまま入ることは許されない」と光岡氏は笑いながら話した。「重慶の温泉は、日本より自由だ」。光岡氏はこの1年で1度だけプライベートで成都に出かけ、夫人とともに武侯祠など文化景勝地を楽しんだという。

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