夏の高校野球、中国人留学生が活躍 茨城
日本の中国語紙「中文導報」によると、第95回高校野球選手権茨城大会で8日、中国人留学生が試合で卓越した活躍をみせた。「中国新聞網」が伝えた。
留学生の名は韓嘯君。昨年8月に北京から来日、鹿島学園(鹿島市)に留学した。日本語力は十分でなく会話に不自由することもあるが、野球の球技は優れている。
同校には現在、中国人留学生が34人在籍している。韓嘯君の当初の目的は一般留学だったが、故郷・北京で12歳から野球を始め、身長182センチ、体重80キロ。日本のスポーツ紙記者から天性の野球人材と讃えられている。今春にレギュラーとなった。
野球部・岡部監督によると、野球とチームを心より愛する韓嘯君の努力は素晴らしく、向上心がある。チームメイトは韓嘯君との交流のために中国語の勉強も始め、団結心は一流だ。
鹿島学園を卒業する中国人留学生は進学が一般的だが、韓嘯君は、「将来は日本のプロ野球選手になり、WBC代表として出場したい」と夢を語っている。(編集HT)
「人民網日本語版」2013年7月24日