オバマ大統領、テロ事件追悼式で中国人留学生を追悼

　オバマ米大統領は18日、ボストンで行われたボストン・マラソン爆弾テロ犠牲者追悼式に出席し、犠牲者を悼んだ。大統領は、今回の事件に巻き込まれ貴い命を奪われた中国人留学生に対しても、哀悼の意を表した。人民網が報じた。

　ボストン・マラソン爆弾テロ犠牲者追悼式は、ボストン市内にある大聖堂で催された。犠牲者の遺族、緊急救命スタッフ、宗教関係者、オバマ大統領、ミシェル大統領夫人らが出席し、ともに犠牲者を悼んだ。

　オバマ大統領は、追悼式で演説を行い、「ボストンは必ず、今回の悲劇を乗り越えると信じている。米国は何としてでもテロ犯人を見つけ、責任を問う」と、人々を励ますと同時に、事件解決への決意を強調した。

　大統領は、不幸にして3人の犠牲者の各遺族にあいさつした。「我々は、犠牲となった呂さんの家族のために祈ります。呂さんのご両親は、娘をボストン留学に送りだしました。郷里を離れて頑張っていた彼女はまだ23歳でした。今では太平洋両岸の友人が彼女の冥福を祈っています」。大統領はまた、テロ犯人は、必ず法により罰すると警告した。（編集KM）

　「人民網日本語版」2013年4月19日