|
安重根像前で来館した生徒らに解説をする職員。 |
「安倍内閣が発足すると、日本人来館者はだいぶ減りました」。記念館の李恵◆記念事業部長によると、オープン以来、記念館には多くの日本人が来館していた。こうした人々の多くは歴史と向き合うことのできる見識ある人々で、歴史を正しく、全面的に理解するために来館していた。だが安倍政権発足後、日本は右傾化が加速し、見識ある人々の声は埋もれつつある。
韓国の大学生、金恵娜さんは「日本は歴史歪曲教科書によって自らの犯した罪を覆い隠そうとしています。このため日本の多くの中高生は歴史を全面的に、正しく理解するすべがありません。日本がドイツに学び、担うべき責任を担うこと、そして日本の青少年がより多く記念館を訪れることを希望します」と語った。
侵略された歴史はすでに過去のものとなったが、歴史問題は韓日の民族感情におけるしこりであり続けている。安倍内閣発足後の歴史問題における日本の数々の歪曲によって、韓国では反日感情が強まっている。趙氏は「歴史を正しく学ぶことのできない民族は歴史の不幸を繰り返すでしょう。これは自国を害するのみならず、善良な隣国も傷つけます。日本政府は隣国と世界の人々の感情を顧みずに軽はずみな行動をしてはなりません」と語った。
「日本国内には歴史を直視できる見識ある人々がまだ多くいます。こうした人々は自らの良心と理性によって、日本を善良で友好的な国際社会の一員にするためにたゆまず努力してくれると信じています」。(編集NA)
◆は竹かんむりに均
「人民網日本語版」2013年8月12日
[1] [2]