2013年1月17日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:22 Jan 17 2013

有害物質含む濃霧で面目喪失した中国 環球時報社説 (2)

 「事実に基づいて真実を求める」姿勢は、極めて正しく、最も無駄を省き、いついかなる時も軸がぶれることはない。中国はまず、自己の欠点や問題を明らかにし、それらをオープンにすべきだ。そうすれば、「中国は、たとえ多くの欠点があっても、決して劣悪な国ではない。中国の国民は勤勉・善良で、政府も国政をしっかりと進めている。この国はさまざまな問題を抱えているが、今後ますます良くなっていく」との希望が見えるはずだ。

 ここ数年の国内外の世論は、中国のあらゆる問題について、攻撃を繰り返してきた。中国人は、世論が積み重ねた問題の「包囲」に慣れっこになり、世論による「殺傷力」は、今ではほぼ力尽きている。中国の民衆は、新たな環境のもとで、さまざまな世論に対する判断力を徐々に蓄えており、一種の極論的な世論が民衆を騙すことは、ますます難しくなっている。

 政府は、社会を発展させるリーダーとして、「事実に基づいて真実を求める」ことに、より確固たる自信を持つべきだ。中国の問題は全て、白日のもとにさらされたが、同時に、中国の進歩も枚挙にいとまがない。人の心は「天秤ばかり」のようなもので、推測が減ると確信が勝るものだ。たとえ過去の政府の功績が大きなものであったとしても、少しでも欠ける点があってはならない。

 中国は、大変長い時間をかけ、暴露されたさまざまなスキャンダルに対応してきた。今こそ、その結果を出すべき時だ。あらゆる問題を明らかにすれば、中国はこの時期を乗り切り、それぞれの問題が本質に戻る。そうすれば政治や制度との虚々実々のつながりが次第に分離・断絶するはずだ。

[1] [2] [3]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古