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遼寧省の街中に12億円の巨大な輪 用途は「観賞用」

 あるネットユーザーは9月7日、中国の政府系ニュースサイト「中国網」(チャイナネット)の中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」公式アカウントに、「遼寧省瀋陽(しんよう)市と撫順(ぶじゅん)市の境界近くあるニュータウンに、巨大な鉄の輪のような建物がある」とする画像付きの投稿を転送。「建設に1億元(約12億円)以上がかけられたらしい」とつぶやき、「これは一体なんなのか」とネット上で話題になっている。中国網が報じた。

 この建物の正体は「生命之環」と名付けられた観賞用建築物。直径は平均157メートルで、50階建のビルの高さに相当する。スチール製の輪には金属製のカーテンウォールが設置され、採用されている1万2000本のLED(発光ダイオード)に電気がともると、輪全体が美しく輝く仕組みになっている。

 現地政府の入札情報を調べると、「生命之環」の予定総投資額は確かに1億元を超えていた。また、撫順市の公式サイトによると、「『生命之環』は方形の地と丸い天を結び、天と人間社会をつなげるという意味が込められており、高さも形も世界に1つだけ」。

 一部で「生命之環」をエンターテイメントに利用するというプロジェクトが報じられたことに関して、同ニュータウンの建設を計画した城建局の李局長は「あきらめた」ことを明らかに。1億元も投じて建設されたこの建物は100パーセント「観賞用」という。

 市民が関心を寄せている完成時期に関して、李局長は、「輪の本体の工事は10月末に竣工した。もうすぐ、1万2千本のライトが『生命之環』を照らすだろう」とし、「緑化工事など、ほかの付属設備も来年5月に完成する」見込みであるとした。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年11月15日

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