青年3人が「パンダ保護大使」に就任
パンダ保護大使に就任した3人(成都パンダ基地提供) |
パンダや世界の絶滅危惧種の保護の提唱を旨とする「世界パンダ保護の旅」活動が17日、四川省成都市で始まった。「パンダ保護大使」を世界中から募集する活動も同日、成都市のパンダ繁育研究基地で最終選考が行われ、フランスのジェロームさん、中国の陳寅蓉さん、米国のメリッサさんの若者3人が世界116万人の応募者から選ばれ、「成都パンダ保護大使」に就任した。
3人は研修を受けた後、米国、シンガポール、日本などパンダを飼育する世界の全ての国や地域で「世界パンダ保護の旅」を行い、パンダと現地の絶滅危惧種の繁殖、飼育、保護に関する国際交流を行い、世界の人々の絶滅危惧動物保護意識を高める。
成都パンダ基地、野生救援協会、そして有名バスケットボール選手の姚明氏の「姚基金」による今回の大使募集活動は今年9月10日に始まり、ネット投票を経て選ばれた96人の候補者が世界中のパンダファンが注目する中、中国・上海、米国ワシントン、英国エディンバラ、シンガポールでそれぞれ1週間の準最終選考に臨んだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月18日