高速道路無料化、春節も実施へ 真価問われる 中国
【中日対訳】 中国交通運輸部(交通運輸省)はこのほど、今年の中秋・国慶節ダブル連休に続き、来年の春節(旧正月)連休中も小型乗用車を対象に高速道路の無料化を実施する方針を明らかにした。祝休日の「高速道路無料化」は本来、車オーナーを優遇する目的で打ち出された民生プロジェクトだ。しかし、今年のダブル連休中は、高速道路を利用する車が激増した一方、交通管理が不徹底だったことから、大渋滞がもたらされ、各地の高速道路にゴミが散乱するという残念な結果となった。最初の試みから数カ月を経た春節連休に、同じ試みが実施されることになるが、今度はその真の効果が現れることに期待が寄せられている。人民日報が伝えた。
「高速道路無料化」の実施によって、車オーナーが外出時の出費を節約できると同時に、車での外出が気楽な気持ちで行えなければならない。交通部門は関連管理弁法の制定を終えているが、春運(旧正月前後の特別輸送体制)は旅客輸送のピークであることから、交通渋滞を避けることはまず不可能だ。予想される渋滞に直面した際、タイムリーな情報をドライバーに発信することができるか否か?ドライバーのマナー意識をより高められるか否か?予想外の悪天候になった場合、より人道的な見地に立った応急対策を講じられるか否か?このような「シミュレーションテスト(模擬試験)」に対する事前対策に万全を期してはじめて、春運という「本番」に対して余裕を持って対応することが可能となる。
「国家の根本は、手厚い民生にある」。社会管理における新たな各措置は「民生事業の大試験」だけにはとどまらない。国民の期待が日ごとに高まるなか、「試験」は、挑めば挑むほどだんだんと難しくなる。心を尽くして準備を整え、全力で対応して初めて、納得のいく答えを提示することができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2012年11月26日
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