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仕事と育児の狭間で:日本「鬼嫁」事情

鈴木照枝さん(45)

 鈴木照枝さん(45)は、日本の某通信事業会社で働くキャリア・ウーマン。14年前に第一子を出産後、鈴木さんは、日本の多くの女性のように仕事を辞めて専業主婦になることを選ばず、職場に復帰した。日本の某新聞の報道記事は、鈴木さんのことを「鬼嫁」と表現した。広州日報が伝えた。

 「鬼嫁」という呼び方は、日本人女性が仕事と家事育児のバランスを取るために悪戦苦闘し、自ら「いばらの道」を選び歩き続ける様子を、最も的確に表現している。だが、鈴木さんのような「鬼嫁」は、日本では今でも少数派だ。

 ○出産後の職場復帰によって「鬼嫁」呼ばわり

 鈴木さんは1998年に第一子を出産した。当時、鈴木さんの自宅付近に、適当な託児施設が見つからなかった。職場復帰のために、鈴木さんは赤ん坊と一緒に横浜にある彼女の実家に引っ越した。実家は、東京から電車で一時間半かかった。鈴木さんの妹は、務めていた非正規職員の仕事を辞め、半年の間、甥にあたる鈴木さんの息子の面倒を見た。その後、実家の近くに新しく保育園ができたので、鈴木さんは息子の預け先をめぐる心配から解放された。だが、職場復帰から、鈴木さんは夫との別居を余儀なくされた。

 鈴木さんは、「当時は、まるで週末婚のような生活でした。私は自分の仕事に非常にやりがいを感じており、出産後も仕事を続けたかった。しかし、妻が出産後も仕事を続けることを選択し、家庭で夫の世話をすることが不可能になると、仕事を続ける妻は『鬼嫁』と呼ばれるのです」と話した。

 鈴木さんは今、会社で上級管理職のポストに就いている。しかし、ある日本の新聞は、彼女のことを「鬼嫁」と呼んで記事を書いた。「鬼嫁」とは、「残酷で無慈悲な、鬼のような妻」を意味する。この記事では、彼女が職場に復帰し、家庭にいて家族の世話をする主婦業を完全に放棄したことが、非常に強調されている。

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