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中国、自動車の排気ガスによる大気汚染が深刻化

 中国環境保護部(環境保護省)は27日、「2012年中国自動車汚染予防・対策年報」を発表。自動車が中国のもやや光化学スモッグなど大気汚染の主な原因であることが明らかになった。同問題の予防と対策の緊急性が日に日に高まっている。「光明日報」が報じた。

 同部の陶?田・報道官によると、2011年は中国全土の自動車保有量(原動機付自転車を含む)が1980年と比べて30倍の2億754万6千台になるなど、中国の自動車保有量は増加を続けている。また、排気ガス総量も14倍に増加している。さらに、「黄標車」と呼ばれる排ガス国家基準を満たしていない車両が16.4%を占めている。こうした車両から排出される窒素酸化物は全体の63.7%、粒子状物質(PM)は同86.6%、一酸化炭素は同55.9%、炭化酸素は同60.4%を占めており、汚染原因の大部分を占めている。

 陶報道官は「観測によると、2011年、中国全国の自動車から排出された染物質の量は前年比3.5%増の4607万9000トン。中国の都市の大気は石炭燃焼による煙と自動車の排気ガスによって汚染されているという特徴が明確になっており、国民の健康に直接影響を与えている」と警笛を鳴らしている。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年12月28日

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