上海、ニュース番組でゲーム中の職員が映りこむ 停職処分に
【中日対訳】 上海のニュース総合チャンネルで25日に放送された気象関連のニュースで、上海気象局の職員の1人がパソコンでゲームをしているところが映りこむというハプニングがあった。同映像はネット上で次々に転送され批判が殺到している。これを受け、同市気象局は30日、「仕事場でゲームをしていた同スタッフは労働紀律に違反しており、既に停職処分を下し、調査を進めている」とのコメントを出した。人民日報が報じた。
同映像では、同気象台の首席サービス官が、最近問題となっている大気汚染が原因の濃霧を分析している最中、映像の右下に、メガネをかけ、黒い服を着た男性がゲームで遊んでいる様子が映っている。
同気象台の関係者によると、この男性スタッフは上海市公共気象サービスセンター傘下の「上海新気象科技信息」のスタッフ。収録時間は25日午後11時40分ごろ。休憩時間であるものの、同スタッフは撮影が行われている仕事場でゲームをしていたため、重大な労働紀律違反行為と見なされ、内部処分を受けたという。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年1月31日