日本の女性に人気の「乙女ゲーム」
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誘拐事件に遭遇し救出された後、自分は高貴な女性であることにやっと気付き、その身分のせいで、危険な目に何度も遭遇。推薦されたイケメンボディーガードの中から、自分の好みのボディーガードを選ぶと、24時間守ってくれる……。これは実際の「事件」ではなく、現在、日本の女性の間で人気となっている携帯恋愛ゲーム、通称「乙女ゲーム」のストーリーだ。広州紙「信息時報」が報じた。
■主人公は「わたし」
「乙女ゲーム」の主人公は通常、アニメキャラクターに見立てた「自分」。さまざまな設定の中でラブストーリーが展開されていく。女性キャラクターは自分好みのイケメンキャラクターをチョイスすることができ、その「男性」とバーチャル恋愛が楽しめる。どんな「乙女ゲーム」にも共通するのは男性キャラクターが品の高いイケメンであることだ。
「乙女ゲーム」の中でも「恋人は同居人」(2008年、ボルテージ発売)は異例の大ヒットを記録した携帯用恋人ゲーム。主人公は高校2年生の女子高生。母の再婚がきっかけで、突然セレブ一家である西園寺家の娘になり、そこのイケメン兄弟5人とドキドキの同居生活を始める。