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北京、「車内での痴漢被害予防策」を発表

 北京ではこのほど、地下鉄の車内で女性客が痴漢被害に遭う事件が頻発し、ネット上で話題になっている。北京公共交通警察は3日、「暑い時期に地下鉄や市バスに乗る女性は肌を露出した服装をできるだけ避けること」と呼びかけた。新京報が伝えた。

■被害の一例

 趙さん(男性)はこのほど、地下鉄八通線で痴漢行為を目撃した。朝の通勤ラッシュ時、趙氏は八通線の四恵行き列車に乗っていた。列車が管荘駅に近づいた時、前に立っていた若い女性の様子がおかしいことに気づいた趙さんは、周囲を見回すと、白い服を着た男が、彼女のヒップを触っているのが目に入った。管荘駅に到着した時、多数の乗客で押し合いへし合いの状況の中、「その男の手も彼女から離れるだろうと思ったが、男は手を引っ込めなかった」と趙さん。趙さんは見ていられず、「お嬢さん、警察に通報しなさい。私が証人になります」と大声で叫んだ。男はすぐに手を引っ込めた。「下車した時、別の女性が歩み寄ってきて、お礼を述べた。彼女もあの男の被害に遭ったのかもしれない」

■ 警察からの提言

 北京公共交通警察は3日、地下鉄の安全な利用に関する注意事項を発表し、女性客が乗車する際には、肌を露出した服装をできるだけ避けるよう提言した。もし痴漢行為の被害に遭ったと感じたならば、黙って泣き寝入りしないようにとアドバイスした。被害に遭った女性が恥ずかしさから何も言わないと、このような「魔の手」の勢いを増長させるだけだ。

 また、夏の時季、女性はリュックサックやネックレスの窃盗被害に遭わないよう注意すべきという。

 警察は、市バスでスリの被害に遭った時には、直ちに110警報通報すれば、人民警察が早急に現場に駆けつけると呼びかけている。また、地下鉄で窃盗被害に遭った場合は、最寄りの駅で、駅構内の担当警官に届け出るか、あるいはプラットホーム係員に通報すれば、人民警察への届け出を手伝ってくれるという。

○バスの女性客は適宜人目を遮る工夫を

 市バスの前方左右2列の座席の高さは他の座席より高くなっており、後方出入口ステップのすぐ後ろの席は、仕切板がない場合、女性客が座るとひときわ目につきやすい。これらの座席を利用する女性客は、リュックサック、雑誌、新聞などを使って人目を遮るのが賢明なやり方だ。ガーターや胸元が大きくあいた服を好んで身につける女性は、バスのステップに立つのを極力避けるべきだ。ここは他人からよく見え、「オオカミ」どもにとって最高のポジションとなる。

○被害にあったら「オオカミ」の足を思い切り踏んでみる

 女性客が、すし詰め状態の中で、胸やヒップなどをまさぐる「手」が感じられたら、すました顔で相手の足を踏む、あるいは、列車にブレーキがかかったときを利用して相手に故意にぶつかるのも良い。また、女性客が多い方に移動して助けを求める方法もある。このほか、ロングスカートをはいた友人がバスのステップを上り下りするときには、後ろの人にスカートの裾を踏まれて転倒しないよう注意してあげること。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年6月4日

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